中学生の職場体験(2005.7.8)

 6月30日~7月4日の間、職場体験に来てくださった市内の中学2年生の3名は、全員の子ども達のひとりひとりに手紙とお菓子をプレゼントしてくれました。
 その手紙には、子ども達ひとりひとりに対して印象とのお礼の言葉が丁寧に書かれていました。今までこういうことはなく、これも時代の流れ、子ども達の育ち方なのだと思いました。
 手紙をもらったくさぶえの子ども達はきっと家に帰ってから、お父さんお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんに何度も読んでもらったことでしょう。3歳の子でも、とても大事そうに宝物のようにその手紙を持っていました。

 時代の流れの変化に大人よりも子ども達は敏感に反応し、受け入れます。こういう中学生を先輩に持ち、くさぶえの子どもたちは次の時代を担っていく未来人のひとりひとりになっていきます。
 「育てる」という仕事は、欠点をなおすことではなく、子ども達のいいところが発揮できるようなステージを創る作業であることを、あらためて中学生の方たちから教えてもらったように思いました。

豊橋動物園にいきました(2005.5.1)

4月22日(金)天気曇り/晴 強風
園児10名(2歳児2名 3歳児3名 4歳児2名 5歳児3名)引率3名
JR高山線 那加駅より東海道本線 豊橋の次の駅 二川駅下車

 駅の南口を出ると豊橋動物園東口まで、500メートルという表示あり。その幅広歩道を10名の園児を連れて南下する。定間隔に恐竜や動物のオキモノが並んでいていかにも動物園に続く歩道らしく、子ども達も飽きることなく足が進む。楽しいのは、動物のオキモノの形がちょっと可笑しいこと。耳と頭のバランスの崩れた象や、とても怖い顔をしたカバ、などひとつひとつが芸大生の習作のようなドウブツ達、こんなものを見て笑いながら歩く。途中、国道1号線を渡るとき、横断歩道・陸橋(スロープ付)とエレベーターの3つが選べるようになっていた。こうした配慮のある道路は珍しいし、嬉しい。
 
 さて豊橋動物園に到着し、動物を見て歩く。なぜ、東山動物園ではなく豊橋まで行くのか、その理由を挙げてみよう。

  • 動植物園全体が広すぎないこと。幼児が見て回るには適度な広さ。
     
  • 売店・自販機がとても少ない。またお金を入れて見たり聴いたりする機械がひとつもない。動物園に遠足に行くと、動物より売店のおもちゃやお菓子に吸い寄せられてしまう子や、そういう機械をがちゃがちゃやって、動物に目が行かない子も結構いるので、こうした余計なものがないということがとても親切だと思う。
  • 豊橋動物園は「野生にいるときのままで出会えたら」というキャッチフレーズでアフリカ園の設定をしている。この新しいタイプの動物舎と、狭いアパートのようなところに動物を押し込めるという古いタイプの動物舎の両方がある。アフリカ園は、見ている方が何だかホッとする。ただ目的の動物が見られるかどうかは、その時の運。今回はトムソンガゼルが見られなかった。

 子どもを引率していて気付いたことがある。動物が苦手なケンちゃんは遠目で見る、アフリカ園の動物も怖くて、見ようとしなかった。でも地面に埋め込んであるその動物の絵をずっと触って、見て、動物を見る練習をしていたのか、弁当を食べてからは、近くで動物を見ても怖がらず、笑顔で楽しい遠足になった。ただ、巨大恐竜のオキモノを見たら、「もう帰る」の連発。。
  他にも豊橋動物園の良さはたくさんあるが、残念なところもある。それは猛禽類(クマタカ)の入っているところが狭くて飛べないようになっていることや、アフリカ園以外の古く狭い動物舎は、動物図鑑を見るようで、素通りしてしまう。その動物本来の生活(生態)がそこにはない。人間に例えるなら刑務所に入っている人をみるような印象だ 今回は目的のホッキョクグマがその動物舎にいなかったこと。そしてトラも。なぜいなかったのかその理由が知りたかった。動物園に来る前日から、動物園の絵本を子ども達に読んだ。中でも面白かったのは、「動物園のお医者さん」(福音館)という絵本。思いもよらない動物の病気や怪我に子ども達は夢中になった。たとえば、ワニの歯槽膿漏や、シマウマの爪切りなど。だから、今ホッキョクグマがどこで何をしているのか、表示してもらえると、子ども達は見れないホッキョクグマに心を寄せる。そして保育園に戻ってシロクマのお話を読むと、この次は絶対ホッキョクグマが見たくなる。

 帰る途中、チンパンジー舎でのできごと。動物園のおじさんたちが5・6人集まっている。看板でも作るのか、杭を持つ人、カケヤで打つ人、それを見ている人など。杭を打ち始めるとその大きな音にチンパンジーたちが集団で騒ぎ始め、騒然となる。一番からだの大きなチンパンジーが何やら腕をソフトボールのピッチャーのように振り回し始めた。すると杭を打ち込んでいたおじさんの方に石が2・3個飛ぶ。その直後、他のチンパンジーがゆっくりと拍手(チンパンジー特有の拍手のしかた)する。こうしたできごとが2・3回繰り返され、杭を打っていたおじさんは「チンタ、わかった。わかった」と言いながら、石に当たらないよう逃げていた。チンパンジーたちは飼育員の行動に明らかに抗議していた。それも石を投げつけるという実力行使である。そして他のチンパンジーたちはそのリーダーを支持している。およそ動物園でこういう光景が見られるとは思っていなかった。その面白さに足が止まってしまい、おかげで予定の電車に乗れず、1時間遅れてしまった。子ども達はこのチンパンジー達の様子をどんなふうに受け取ったのだろう。
 「また来たいね。」と口々に言い、次回はぜひこのチンパンジー舎の前でお弁当を広げたい。そしてその時はダイナッミクにダイビングする元気なホッキョクグマに会えますように・・・。

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