【園だより(2007/08)から】
やっと夏。という印象ですね。夏がきた、というより台風が夏より早くきているようにも思えます。今年度の3分の1が終わりました。懇談会などで子ども達の家庭での様子を聞いたり、園でのことを話したりすることから、この4ヶ月間でクラスにも職員にも慣れてきて、自分たちの生活のペースもできてきたように思います。
子ども達が歌う歌は、例年に劣ることなくよく歌っています。リズムや外遊び、水遊びなどとてもダイナミックな遊びが増えてきています。
各クラスの雰囲気もまとまりやトラブルの波の中で自己主張や出口の見つからないイライラも含め、眼にみえるようになってきました。あと2ヶ月で運動会。今を自己主張と共にしっかり楽しんでいる子はグングン眼をひきます。ちょっと?と思う子もいます。
でもこの夏は二度はやってきません。大いに楽しみましょう。
<食育>
最近、「食育」という言葉がよく聞かれるようになりましたね。給食を作ってくださっていた大屋さんが家庭の都合で退職されて(6月末)今は、ご存じの方もおられると思いますが、月曜は吉岡、火曜は土田、水曜は上野、木曜は篠原が給食を作っています。
以前から、そうしたいなあと思い、園庭にかまどを作ったり、バーベキュウをしたりしていましたが、一緒に食べる職員自身の「食」に対する意識が低ければ、子どもの心に響いていきません。かといって、食事を「作る人」ではなく、「食べる人」一辺倒では、うまいかまずいか、それもなく、ただ味わうこともなく食べるだけ、何を食べても同じ、というのも淋しい話です。やはり考えたり、困ったりしないと人間は成長しません。料理上手は女でも男でも重宝されます。生きている限り食べ続けるのが人間の宿命です。くさぶえのスローフード、「食」に対する意識を大人達が持つことが大切だと思います。
お母さん達にも、お弁当を詰めるのは子どもと一緒にしたり、作っているところを見せたり・・・。サンドイッチをはさむだけでもできる子はいます。「食」に対する言葉を子ども達にかけてみてください。(もちろんもう実践している方もいると思いますが・・・。)