子どもの様子1【園だより(2007/10)から】
<しゃちグループ> 文:土田 華世
メンバー:太一・そよ・いちろう・ゆうじ・けいたろう・しゅうじ・ゆみ・ももこ・みどり・けんた・ひろし・フミオ君(3歳児)・ひろや君(4歳児)
この一ヶ月シャチグループで行動したのはリズムと給食とおやつの時間。給食やおやつの準備や後片付けはグループごとに行っている。グループ分けをした時、太一は「今日は給食当番じゃないもん」「小さい子当番じゃないもん」等と言っていたけど、これからは当番に関係なくグループで準備や後片付けを毎日やることを伝えたら「え~・・・」と言いながらもやり始めた。今では先に食べ終わると「片付けるときは太一って呼んでな」と言って遊びにいくし、気乗りしないんだろうなと思うときでも、そよちゃんと最後まで給食の後片付けをしてくれています。
けいたろう君は最初はすぐ遊びに行ってしまうし、呼んでも無視するし、毎回手伝いに来るいっちゃんを横目で見ながらも、私と目が合うと気づかないふりをしていたけど、最近ではいっちゃんやゆうじと楽しそうに話しながら、机や椅子の片づけをしてくれるようになりました。
みどりちゃんは遊びでも給食中でも誰かのまねばかり。私がひろし君の口に切り干し大根を入れるのをみれば、みどりちゃんもまねをするし、反対側のけんたくんのお皿におかずが残っているのをみて、今度はけんた君の口にそのおかずを入れています。みどりちゃんは外遊びやお出かけの車の中でたくさんおしゃべりをしてくれるももこちゃんが大好きで、ももこちゃんがお休みのときはシャチグループにはいたくなくて、リズムも給食もおやつもスイカグループに行きたいと大泣きをしていたそう。みどりちゃんがスイカグループがいいのなら、スイカグループに移そうかと職員で話していたけれど次の日、ももこちゃんが来ると給食のときさっさとシャチグループに椅子を持ってきて座っていました。
ひろし君はリズムのときいつも座ったままで見ていることが多かったのに、両生類ハイのピアノがなったら突然自分からやりはじめました。とても上手に出来ていたので感心しました。
お弁当を持って浄化センターに行ったとき、お弁当を食べる場所を石がゴロゴロしていて足場の悪いところを進んでいった先にある日陰にしました。けんたくん以外のペンギン組みは泣きながらも、その場所まで這ってきました。でもけんたくんだけは全然来ようとしなくて、みんながお弁当を食べ始めても離れたところで、じーっとこちらを見るだけで結局最後まで来ませんでした。よくたべるけんたくんがお弁当を見せても全く近寄らなかった場所は本当に足場が悪くて、大人でも気をつけて歩かないと転んでしまいそうです。 一度子どもを連れて出かけてみてください。おもしろいですよ!
今保育園には小さい子が多いので、小さい子みんなを連れて出かけようと思うととても大変です。たくさんの着替え、おしり拭き、みんなのお弁当、ブルーシート、ぞうきんを準備し、車に人数分のチャイルドシートをつけて、またそこに子ども達を乗せて・・・・。でも、車にチャイルドシートをつけていると次々にペンギン組の子ども達がやってくるんです。自分達で車に乗り、チャイルドシートにまたがるのです。そして車が出発するとももこちゃんを中心に楽しいおしゃべりタイムが始まります。本当にみんな声をだして話しだすのでとてもかわいいです。出かけた先でも楽しそうに遊ぶし、保育園での水遊びや泥んこ遊びもいいけど、やっぱり外に出かけていくのは楽しいと思いました。
今度はシャチグループで出かけたいと思います。