大日岳登山(2006.1.9)

10月18日-20日 参加(4・5歳児 7名)引率2名
 宿泊は子ども達が大好きな景山荘
 19日 朝からお弁当を持って出発。延々と続くぶな林の中を歩く。緩やかな登り、急な登り、「いっぷく平」でお弁当。進むにつれて紅葉してあざやか。

 大きな木の根の周りに大きなぬかるみがあり、ここで靴がはまった子がいる。抜け出すのが大変。でもここを歩いた足跡が人間だけじゃなく、3本指の細くて小さい足跡。何だろう?「きっと鳥だよ」と誰かが言った。dainitidake1.jpg「鳥はいいね、ぬかるみにはまらなくて。」
 大木がゴロンと根こそぎ横たわっていて、大穴があいている。
「いったいどんな大男がこんな大木を倒したんだろう。ちからたろうの仕業かなあ。」
「ちがうよ。カゼだよ、きっと。オオカゼが吹いたんだ。」
オオカゼがつくった、木の根の大穴に入ってみると秘密基地にいるみたい。

 dainitidake2.jpg午後2時すぎ、スキー場ダイナランドが見える場所に着いた。ここが大日岳でもっとも見晴らしのいいところ。リフトやゴンドラや赤い三角屋根もよく見える。遠くの山々が少しずつ色を変えて静かに座っているのが見える。おいしい豚汁を作って食べた。
 さあ、日が暮れる前に帰ろう。大急ぎ。登りが得意な子と、極端にくだりが得意な子がいる。
登山口に最後の子が着いたのは夕方5時をまわっていた。でもみんな元気。

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