西穂高登山(2006.9.19)

 山登り・西穂高へ (8月30日・31日)
 引率 男(68歳)、男(33歳)、女(51歳) 計3名
 子ども 学童2名(小1)、5歳児4名、4歳児2名、2歳児1名  計9名(総勢12名)

 小雨の中、この12名の団体の山登りはかなり人目を引き、ロープウェイ鍋平駅の食堂(?)のおばちゃんには「これからホントに登るの?」と何度も聞かれ、「うん、行ってきまーす」という太郎くんの元気な声とは逆にとても心配そうでした。
 「明日のお昼にラーメン食べにくるからね。」と約束をしていざ、出発。
 
 68歳のおじいちゃんは、若い頃(?)焼岳に何度も登っているベテラン。今回の山登りの感想は、「牛にひかれて善光寺」 「子どもにひかれて西穂高」。
 山荘で生ビールを飲んでいるおじいちゃんは、とてもおいしそうでした。
  
 33歳のゆめちゃんのお父さんは、なんと山岳会員だそうで、今回西穂に来るまで知らなかったのです。
 愛娘ゆめちゃん(2歳)と荷物を背負って西穂高に挑戦。おそらく20kg以上でしょう。
 「事前トレーニングをしました。」とのこと。
 
 51歳の私(園長前田)は、西穂高は4回目、忘れられないのは6年前初めて登った時、2人の知的障がいを持つ子を含め7人くらいで登った時のこと、元気な子たちは1時間半くらいで山荘まで到着したのに、私とその2人は日没ギリギリ、5時間かかってやっと、山荘にたどり着いた。そのときの山荘は空いていた。宿泊は他に1グループだけ。
 ところが今回は満室。時季も同じ頃だったのに。西穂山荘は愛されているんだなあ・・・。
 そして、若いお年寄り〔失礼!〕のパワーが山に溢れていました。だって子どもたちの声より、大声で盛り上がっていました。

 保育園児と山に登っていると、「将来はアルピニストですね」と言われたりする。たぶんアルピニストにはならないと思う。
 私は子どもたちに、平和主義者になって欲しいと思っている。平和だからこそ、こんなきれいな山に登れるんだ、ということを子どもたちのからだが憶えていてくれると思う。
 そして、山から帰ってきて、数日後、東京の山元さんから子どもたちの写真が送られてきました。
 ありがとう、とても嬉しかったです。この秋は駒ヶ岳に行きますよ。

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