園だより(2007年1月号)から
(文:前田)
年が明けて子ども達がグッと成長したような印象をうけました。
昔、お正月がくると1歳、年をとるかぞえ年がありましたがなんだか本当に1歳年上のお兄さんお姉さんになったような雰囲気です。ご家庭ではいかがでしょうか。
12月末に年長・学童で2回スケートにいきました。とても混んでいて今までのスケート場の雰囲気とは違います。
アキくんは初めてのスケートでしたが、手すり1周するうちに、もうリンクの真ん中まで来られるようになりました。でも、初めの1周の長いこと。他の子たちがそれぞれに心配してアキくんのところにいっては何か声をかけて、また滑っていく、という光景でした。
みんなそれぞれがアキくんがスケートが初めてだということや、アキくんがどうしているかを自然に気にかけているんだなあ・・・とあらためて感じました。
何か一つのことに打ち込むことができるのはとても楽しい。「自分のやり方」のようなものが見られて、個性的でそのことがまた、個性を育てていくように思いました。自分のやりたいことと人とのつながり方がスケートはとても個人的な遊び(スポーツ)だけれど、見ているととてもおもしろいと思います。