「ある日の風景」【園だより(2007年5月号)から】

                                           (文:土田)

 天気の良い日にお弁当を持ってみんなで学びの森にでかけました。車を止めて1歳児のペンギン組を降ろしたのは斜面を下って池のあるところ(養護学校のある方)。
 お弁当を食べる場所は斜面をのぼった大きなイチョウの木の下に決定!さぁ、チョコチョコとペンギン組が歩き出しました。
 一番手はやっぱりみどりちゃん。どこに行っても安定していて、感がよいのか、さっとみんなの後についてすぐに目的地に到着。斜面を上るのもスイスイ。
二番手三番手はあきちゃんとももこちゃん。あきちゃんは苦手な斜面に悪戦苦闘。ももこちゃんは始めての場所に戸惑いはあるし、思うように斜面を登ることもできずに泣き出してしまいました。そこへ手を差し伸べてくれたのが年長組のみゆみちゃんでした。あきちゃんの手を引き目的地まで連れて行ってくれました。そして座り込んで泣いているももこちゃんもみゆきちゃんに手をひいてもらいやっとのことで、到着。

 そのころしゅうへいとみなちゃんは・・・・・。しゅうへいは相変わらずのマイペースであたりをきょろきょろ。斜面の途中で座り込み動く気配はなし。みなは、斜面どころか、池を見た瞬間一目散に這っていき、後ろ向きになって入ろうとしています。仕方なく抱っこして斜面の途中まで連れて行ったけれど、くるっと向きをかえてまたまた池のほうにまっしぐら。さすがみなちゃん!感心してしまいます。5人それぞれ違っていておもしろい。ばらばらに行動しているように見えても、相手の行動をよく見ているし、お互いに世話をやきあっている姿もみられます。
 さぁ今度は、ペンギン組と一緒にどこに行こうかなぁ。

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