人形劇と人形作りワークショップのご案内

【たんげじいちゃんのわんぱく劇場】
~たんげじいちゃんの行くところ 笑いと感動・楽天性をふりまく わんぱく劇場の幕が開きます~

日時:2008年10月26日(日) 開場10:00 開演10:30(上演時間60分)
会場:各務原市那加福祉センター(各務原市那加雲雀町15)
出演:人形劇団ちんどん 丹下進
演目:人形劇「なかよし」、「あかいふくろ」、腹話術「大ちゃんのトンチンカン」
鑑賞料金
(1)前売り1,000円(大人・子供(3歳以上)同料金)
(2)当日券1,500円(大人・子供(3歳以上)同料金)
(3)ペア券1,800円(大人・子供(3歳以上)同料金) 
(4)トリプル券2,500円(大人・子供(3歳以上)同料金)
主催:くさぶえ保育園
お問い合わせ:058-371-7656(くさぶえ保育園 担当:松原)
交通:名鉄各務原線市民公園前駅下車徒歩3分、自家用車の場合は、市民公園周辺の公共駐車場(2時間まで無料)をご利用下さい。

【人形作りワークショップ】
日時:2008年10月26日(日)12:30~14:30
会場:各務原市那加福祉センター(各務原市那加雲雀町15)
料金:1,500円 材料費:600円
定員:40名
対象:はさみ、カッターナイフ、ボンドが使える方
指導:人形劇団ちんどん 丹下進さん
主催:くさぶえ保育園
お問い合わせ:058-371-7656(くさぶえ保育園 担当:松原)

■劇団紹介:
 人形劇団ちんどん
 >http://www.tyunin.info/chindon/sukuhin%20/sukuhin.htm

■会場案内図:

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パートナーサイトが開設されました。

この度、日比野さんのご尽力により、”パートナーサイト(関係者向けサイト)”が開設されました。→保育園ウェブサイトと別館それぞれのトップページからリンクしています。
パートナーサイトを見るにはユーザー名とパスワードを入力する必要があり、配布物か園のホワイトボードなどでお知らせします。
今のところ『デジタルカメラの写真データ置き場』がメインの用途となっていて、ここから好きな写真のデータをダウンロードして、写真屋さんでプリントしてもらおうという算段です。

他には、園の行事などの詳細を掲載するというアイデアもあります。ただ、いちいちパソコンを立ち上げるという手間を考えるとちょっと使いにくいのかも知れません。(別途携帯メールを使ったメーリングリストが動き出していますので、そちらの方が連絡手段としては現実的かも知れません)

パソコンだのケータイだのと新しいものに取り組まねばならず少々大変でしょうが、ご不明な点などありましたら遠慮なく管理人までお尋ね下さい。
また、「家にパソコンがない」という方へのフォローも考える必要があり、現在検討中です。

サクランボが食べ頃になりました。

鈴なりのサクランボ
例年になく花が少ないなあと思っていたサクランボの木ですが、実が熟してみると去年よりも豊作のような・・・。
ただ、根の周囲に土が被りすぎているのと竹の根が侵入してきていること、竹やぶから逃げるように木全体が西側へ曲がってきているのを以前から気にしていて、時間のある時に手を入れたいと思っています。

2008年度「入園のしおり」から

【入園、進級 おめでとうございます】  吉岡 晴美
 
 卒園式後の希望保育の初日から「今日から年長さんだヨ」とユウヒとケイイチロウ。シュウくんも「もう新幹線組になったよ」と目を輝かせて登園してきました。子ども達のエネルギーは暖かい春を迎え全開しているようです。クラスの名前など聞かれもしないのに「しゃち組がいい」とか「いるか組がいい」とかいろいろな声が聞こえてきたので、年長、年中(4,5歳児)を集めて聞いてみると、ちゃんと1人ずつ答え、その理由を尋ねるとちゃんと答えるので驚くばかりでした。
 というわけでクラス名を決定するのは、至難の業。「前田が来てから決めるでネ」としめくくったのはいいけど、その後、子ども達同士で「鹿よりもロケットのほうがカッコいいよ」と説明にかかっている姿にもまた感動するばかりです。
 
 出産した直後から始まった試行錯誤の子育て。答えのない、終わりのない大事業のかけだしの6年間は、ものすごいとてつもなく大きな力を蓄える時期だと思います。その時期にこのくさぶえに出会えた子ども達とご両親は、つらいことも楽しいことも悲しいことも大変なことも共有し、共感し、共に育ち合える機会を与えられたのだと思います。大人も(職員も含めて)子どもも仲間とともに育っていきましょう。
 
 昨年度は特にくさぶえのおかげでこんなに我が子が立派に育って・・・と思う事件が多くありました。6歳までの根の育ちに本当に感動したものです。同じ感動を何年か後にみなさんにもぜひ・・・・と願っています。

2007年度「卒園のしおり」から(1)

【倖平の卒園にあたって】 土田 学

 生後三ヶ月で重度のアトピーと診断された倖平は、顔や膝裏だけでなく、頭皮もジュクジュクで髪の毛は抜け落ち、掻き毟っては出血してガーゼで包まないと抱っこも碌にできないような状態でした。ステロイド治療のリバウンドに疑問を感じた私たちは、休みの度に遠方の名医と言われる医者や漢方治療を尋ねて回り、アレルギーの検査では、ありとあらゆる食物が陽性と出て、家族は粗食に切り替え、無農薬などの食事を扱っている保育園を探していました。十ヶ月でくさぶえ保育園に来て「あなたたちはこの子のアトピーしか見ていない。痩せ細ってしまって発達も遅れている。」と前田さんに言われたことは、確かにその通りで衝撃的でした。アトピーを治せればそれでいいというような浅はかな考えがあったからだと思います。この頃の倖平は這い這いもできず、発達に必要な栄養は全く足りていませんでした。そして、これもこの頃は衝撃的でしたが、園ではオムツを常にはずしてもらい、思いっきり股関節を使えるようにして、裸足で土山の斜面や、前田さんの勧めで当時住んでい
たアパートの4階の階段も毎日自力で昇り降りする経験が得られました。ロールマットやリズムの成果もあって、全身の筋の発達はみるみるうちに逞しくなり、長男純平の二才の頃のポチャッとした体系と比べると、まるで比較にならないくらいでした。純平は「三つ子の魂百まで」「二才まではヒトから人間への最も大切な土台を作るとき」をくさぶえで経験できず、三才までテレビ、おもちゃ漬けにしていたため、倖平の成長ぶりを見ては、以前の育て方が本当に悔やまれてなりませんでした。倖平の成長ぶりは順調で、アトピーも完治し、全く問題ないように思え、年長になった日の姿を楽しみにていました。

 ところが、今から思うと倖平の三才の頃に「反抗期でてこずったなぁ」といった記憶がほとんどありません。この時期は純平の年長や小学校入学という方ばかりに目が向いてしまっており、そして倖平が四才になってからは三男の響平が生まれ、やはりそちらに掛りきりになりがちだったことなどから、真ん中の倖平はかなり辛い思いをしていたことと思います。描く絵を見てもいつも順調だと思っていた倖平でしたが、問題はだんだんと浮き彫りになってきました。年中始めの一ヶ月は登園拒否、そして年長になってからは、すっかり治まっていたはずの喘息発作が再燃し、三度の入退院を繰り返すなど、精神的にも体力的にも随分と遅れをとってしまいました。年長のお泊りは「いや」、何を頼んでも「いや、いや」がしばらく続きました。それから、今年に入って精神的な原因で起こる喘息の小発作は、華世のひと言をきっかけにして克服し、やっと年長らしさが出てきました。

 今年の年長は本当に色々な所へ行って、色々な経験をさせてもらいました。特に最後の一ヶ月は、お泊まりが何度もできたことを自信にして、また一回り大きくなったように感じます。気がつくと響平の面倒を見ていたり、ハムスターの世話やかごの掃除を自分からするようになって、体も思うようによく動くのをとても楽しんでいるようにみられてきました。この先、もう少し生意気でお調子者の腕白小僧が続くような気がしますが、少々遠回りした分、小学校へ行ってからも本当に遊びきるまで、勉強などは強いらないようにしていくつもりです。二才までの人間としての土台がしっかりと築かされていることを信じて・・・。

 倖平の姿を通して改めて感じたことは、本当に周りの環境(兄弟関係も含めて)や親の係わり方ひとつで、よくも悪くも子どもは変わるということでした。そういう意味では男の子三人、これから父親の姿を見たときに、今のままではいけない、こんな背中は見せられないと思い知らされ、自分も色んなことから逃げてばかりいないで、ぬるま湯にばかり浸かっていないで、これから先、自分や周りの色んな人としっかりと向き合っていかなければいけないと思いました。

根っこ

何もない場所だけれど 大切なものがある
あの頃のままの土のぬくもりや 緑の風が吹く
小さな歩幅だけど 確かに歩んできた
ひとつひとつまた乗り越えて 笑えた喜びがある
それは生きる力になり 道は続いてゆく
枝を折られても 葉っぱを飛ばされても 幹を倒されても
ここで育った 深く深くはった根っこが
あなたを支えている ずっと

移りゆく時の中で 変わらないものがある
形ではなくそこには本当の 飾らないものがある
小さな母趾だけど 大地を蹴ってきた
できなかったことができるようになった その時の自信がある
それは生きる力になり 道を照らしてゆく
枝を折られても 葉っぱを飛ばされても 幹を倒されても
ここで育った 深く深くはった根っこが
あなたを支えている ずっと

何もない場所だけれど 大切なものがある
厳しさの中にある本当の 優しさがここにある きっと

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