8月の後半から年長の3人が側転をはじめています。1・2週間のうちでとても上手になりました。でもこの側転より難しいのは両生類這いです。両足で蹴りながら、手指を全開に開いて進むこのハイハイ運動は一瞬でも意識が集中しなくなると指の開きが悪くなったり、伸ばした方の足の蹴りを忘れてしまったり・・・。
進化の歴史の中で大きなポイントになっている両生類の、水から陸地を目指したこの運動(両生類這い)は魚のエラが足になるための運動なのです。この時の陸を目指した、両生類になっていく魚たちの意志は私たちの遺伝子の中に記憶されているはずです。そしてこの強い意志こそ、子ども達に受け継いでいってほしいと願っています。父母のみなさんもやってみませんか?気持ちがいいですよ。
<お願い>
パジャマ袋を作っていただきありがとうございました。《ヒモを結ぶ・ヒモをほどく》作業を日常的に子ども達に身につけさせよう。というのがねらいです。そこでお願いです。
☆ご家庭でヒモ結びの練習させたりしないでください。保育園で困らないようにという配慮だと思いますが、ひも結びが上手にできる子が園で思いっ切り遊べている子では必ずしもありません。こういうことが簡単にできる子ほど外遊びをしたがらず、夢中で遊び込む姿が見えにくい子が多いです。ヒモ結びが苦手な子に生活の中で回数を重ねることで自然に身につくようにするのが私たち保育者のねらいです。
☆ 来年、年長クラスになる子や今の年長の子に、縫い物やこままわしなどの練習をさせないでください。子どもが自発的にやりたがる場合もありますが、父母の言葉かけで子どもがプレッシャーを感じるようになったりしていい結果にならないことが多いです。「やりたくなる気持ち」は子ども達の仲間の中で育っていきます。それを焦らずゆっくり待ちたいのです。
☆ パジャマ袋や子どものリュックに子ども達の絵の刺繍が最近目立ちます。なんだか、子どもの絵が子どもの絵ではなく、母の腕自慢の材料になっているようです。刺繍の好きな方は自宅用の子どもの持ち物に刺繍してあげてください。
<ガイアシンフォニー第五番の上映と明日香医院 大野明子先生の講演会>
10月21日(日) 中部学院大学 各務原キャンパス大講堂
12時開場 12:30~17:00
ポスター・ちらしの配布など協力をお願いします。今回、会場が狭いため300人しか入場できません。講演会付きなので早期にチケットがなくなるかもしれません。予定されている方は早めの購入をお願いします。